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阿部「どうやら高校のときからっぽいよ。そういう噂流されて、男には高嶺の花って言われて、ずっと1人だったんじゃないかな、Aちゃん」
そんな……変な噂流されて、友達も作れず、寂しい思いいっぱいしたんだろうな、、
阿部「だからさ、佐久間と楽しそうに話してるAちゃん見ると、嬉しくて。どれだけ辛かったか計り知れないけど、友達の佐久間のこととっても大事にしてるのが伝わってきてさ。2人の知り合いの身としてはすごい嬉しかった」
Aのいいところはたくさん知ってる。俺だけは絶対にAのそばを離れたりしない。
これからもAの手を離さないようにしないと。
佐久間「Aにとっては友達って大きな存在、なんだな………」
そこからの脱却。果たしてできるだろうか。
阿部「まぁ。友達も恋人も、"大事な人"には変わりないんだから、Aちゃんの大事な人であり続ければいいんじゃない?佐久間が関係を変えたがったとしても、しっかり向き合って伝えていけばいつかは伝わるよ」
佐久間「阿部ちゃん………」
そうだよな。俺にとってAは大事な人だし、きっとAにとっても、、
それは変わらない事実なんだ。
阿部「まぁまずはきちんと別れること、だな」
佐久間「うしっ!とりあえず話!!」
誠実にきちんと向き合うにはまず別れねーと。
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作者名:ねこ | 作成日時:2024年3月28日 14時