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また蓮の背中にぎゅー。
蓮が笑ってんの振動でわかる。
抱きしめすぎて腕が覚えてる蓮の腰の細さに安心する。
「今日全部逆だから新鮮だ」
目「A今まで俺のためにこんなふうにしてくれてたんだなぁってありがたみを感じてる」
「今日は蓮がもてなしてくれるの?」
目「俺がする」
「優しい」
目「あー、ごめんA皿取って」
「はい」
テーブルに移動して夜ごはん。
濃い目の味付けすごい好き。
疲れた体にガツンと来る。
目「はいA、あーん」
「あーん」
おんなじやつ食べてるのにね。
イチャイチャくっついてなきゃ生きてけない。
ベッドはもうイチャイチャタイム以外ない。
上に乗っかったらぎゅって抱きしめられた。
見つめ合ってキス。
「動画さ、ずっとイチャイチャしか撮れてなくない?」
目「いいじゃん。みんな俺らのイチャイチャ見たいでしょ」
「見たがってくれてるかな?」
わたしからキスしたら返された。
目「愛する人が腕の中にいるって幸せだな」
「んふ。なに突然」
目「だってAがジ事務所入ってくれなかったら会えなかったし、俺だけが好きでAが俺に興味なかったらこうならなかったわけでしょ。だから奇跡みたいなことなのかなって」
「しかもそれが10年も続いてるなんてさ、わたしたちは結ばれるべくして結ばれたんだろうね」
目「Aは俺の運命の相手だ」
「すべてを賭けて愛せる人に会えて嬉しい」
目「俺も。Aのこと一生離さないよ」
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作者名:わたあめなのは | 作成日時:2024年3月28日 15時