2階・橙色 ページ9
橙色の空間
ci「あ、待ってましたよ！」
「…失礼ですが、誰です？」
トントンさんと下った先は
1面オレンジ色。こんな単色に
つつまれて気がおかしくなりそうだ
水色の神の特徴的な男は、
私の手を強く握って振り回す
ニコニコと、愛想笑いが
とても印象的だ
ci「いやぁ、ゾムさんもショッピも惚れさせた味なんて初めてやし」
ci「トントンも、美味かったんやろ？」
tn「おん」
tn「こいつは美味いで、あ、でも食いきんなよ」
tn「"俺の"餌や」
ci「…ふーーん？」
トントンはソレをわざと付け足し
Aを無理やり引き寄せた
すごく嫌がってるけど…
ci「俺、チーノと申します！」
ci「よければお茶でもどうぞ！」
用意したテーブルチェアに座らせ
美味しそうな色の
麺つゆを渡してみた
飲め、と言われれば黙って飲む彼女の
背中は潔い。けど、飲み終わっても
何も…反応せんへん
ci「……？」
「？」
お茶だと思っていたら、何も味が
しなかった。味覚障害かな
tn「あー、チーノ。Aって
攻撃きかんらしいで」
tn「お前の麺つゆも無理」
ci「ﾅﾝﾃﾞﾔ!…」
え、なんなんそれ。おかしいやん
俺の1番の攻撃が終わってやる気が失せた
その場で倒れ込み餌が見下ろすのを
見上げる
ci「でも美味しそうな匂いはせんよ。こいつ」
tn「正体表したな」
tn「けどうまいねん。"俺の"Aはな、」
ci「…手、貸して下さい」
「会社に帰らせてくれるなら」
ci「それは俺の判断やない。グルッペンさんに
聞かないと」
ci「とりあえず、麺つゆ代」
「…逃げないだけマシだと思ってください」
チーノ？に差し出したら同じような
口吸いをされてしまう。原因不明だが
彼もまた顔を高揚させ、満足そうに
わたしをみつめていた
ci「ほんまや、あま…」
ci「なんでこんな美味しいん？」
ci「そんなに、《劣等感》感じてるん？」
「いえ、よくわかんないです」
ci「…ふーん、感じてないとか幸せなやつやね」
「…」
怒られた子供みたいな彼は
あぐらを組み背を向けたまま
───
tn
2階の住人
変身は勿論、その場で洗脳も出来る
攻撃
主に人の怒りを助長させ、
体力を削り殺す
A専用過保護になってしまうのは
また別の話
───
ci
2階の住人
変身は、出来ないが洗脳と
空間の誤認ができる
攻撃
主に人の劣等感を助長させ、
狂わせ殺す
Aに褒められるのが
最近の趣味
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あちき(プロフ) - シュークリームさん» 貴方のコメントを待ってました((ついにここまで来ました！あと少しですが、頑張ります！ (5月15日 17時) (
レス) id: c587418d2f (このIDを非表示/違反報告)
シュークリーム - 少し目を離した隙に話が進んでた、！！ついに皆のところに行ったんだ！無感情に近そうな夢主が寂しいって言うの可愛い……！気付かぬうちに堕とされていたなんて、やるなwrwrd……() (5月15日 16時) (レス) @page41 id: 2e381487f1 (このIDを非表示/違反報告)
あちき(プロフ) - シュークリームさん» いつもありがとうございます！ (5月12日 11時) (レス) id: c587418d2f (このIDを非表示/違反報告)
シュークリーム - お話が進めば進むほど皆の狂気さが見れて好き…… (5月10日 21時) (レス) @page36 id: 2e381487f1 (このIDを非表示/違反報告)
シュークリーム - 夢主を連れて行くために皆必死なの好きー、！！ (5月8日 17時) (レス) @page34 id: 2e381487f1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あちき
| 作者ホームページ：http://33550619
作成日時：2024年4月16日 16時
